状況としては

・ラムエア給気口直下の継ぎ目
・スクリーンボルト
・タンクカバーとその下部の継ぎ目
・スタンドを逃げるために細くなっている部分
以上の箇所に破断が発生
バイク屋曰く、どれもコレも純正でも弱い部分らしく、
明らかに中華カウルが原因ってわけでもない模様
対策として
・中華カウル買い換える(4万円弱コース)
・PC40前期の中華カウルに乾燥する(もう少し安く3万円強コース)
・純正カウルに戻す(嫌だ)
・他の固定方法に変更する
以上4点でかなり悩んだ結果、現状のまま他の固定方法を探ることにした
そしてコロナの影響で休みの日が暇になってしまった4月を迎え
重すぎて全く上がらなかった腰をようやく上げて作業に取り掛かった
まずはカウルを全部バラして

ECU外してタンク上げて~
?
セカンダリー外してエアクリボックス開けて~
??
なんか穴のおっきい方に交換して~
!?
貼り付けてある板取っ払って~
!?あとはECUを送るだけ
はい。これが同時にやろうとして
3年も放置されていた作業です
言わずと知れたセミフルパワー化(ダクト遮蔽板撤去・EDファンネル・S/OでECU書き換え)
直前にパワーチェックした値が
後軸で72ps/5.0kgmなので
90弱くらい出てくれたら嬉しいなぁってところ
まぁ、そこよりも国内仕様の泣き所である
肝心の街乗り巡航が使いづらいのを何とかするほうが主目的
(常用域のトルクが細すぎる、パワー・トルクの谷が大きすぎる)
ECUの書き換えは近所の
MotoJP(http://motojp.main.jp/)さんに依頼
思い立ったときにやっていればECU書き換えもっと安かったんだよなぁ・・・
しかも近所なので持ち込み依頼するつもりだったんだけどコロナの関係で郵送受付のみ
まぁ、このクソ面倒なカウル剥がす作業させるのも気の毒だからこれでいいか。
事前の打ち合わせで、プラグの交換(国内は番手が1つ下)は不要という回答で実施せず
うちのPC40はツアラーなので国内カムのほうが都合がいいんですよ(と言い訳)
まぁ、それ以前に完全なフルパは音量の問題で車検通らない事例があるんで・・・
で、一緒にメーターも外してこちらもカスタム依頼

こちらは定番のホワイト化です
自分でやろうかとも思ったけど、精密用のハンダゴテ壊れてるし何より面倒だし
こちらも割と近い
MODEST(http://www.k-modest.com/)さんに依頼
その日は劣化した配線の補修や取り回し変更、
ドラレコの配線やGPS・バックカメラの取り付け等々を行って終了
MotoJPさんへの依頼は事前に見積りしていたのもあり
木曜夕方メールフォームで注文→翌日内容確認→当日中に発送・支払い→日曜受け取り
と物凄くすんなりスムーズに終わった

MODESTさんへの依頼も似たような感じではあったが
作業完了後の支払い、支払い完了後の発送なので少し遅れて火曜着に
あとはカウル修理用のボルトとインシュロックを用意して次の休みに
メーターとECU取り付けて、カウルを加工しながらフロントカメラの取り付け
寝坊してしまったのと、やたら風が強かったせいで時間食ってしまった
まずは鼻先
インシュロックで固定に変更
使用したインシュロックは
アウトレバー・リピートタイ(66ナイロン耐候)強度を考慮して太い方にしたけど、細い方で十分だったかも
別に普通のヤツでもいいんだけど、組む時にチョイチョイ調整したり、
忘れ物して外したりするのでリピートタイを採用しました
余長を切り飛ばした後は外しての再利用は流石に不可です
心配していた風切り音もなくて良好です
今までダクトテープで押さえていたから糊を剥がさにゃならぬ
次にタンクカバー下部

こちらも同様に
実質タンクカバーと固定状態の黒い部分は普通のインシュロックで固定
タンクカバーとサイドカウルの連結部分にリピートタイを使用
後はそのまま標準のボルト類で固定
(ボルト固定を他の方法に変えると車検で引っかかる可能性ありなので注意)
スタンド部分の割れているのはあまり支障がないのでとりあえず放置
ついでに前々からやりたかったシート固定ボルトを
6角穴付きのボタンボルトから化粧ビスに変更

ここ、バッテリーの充電やらなにやらで割と外す機会多いのに面倒なんだよな
いつも頭だけ折れるスクリーンボルトは純正のアルミ?からチタンボルトに変更

ステンだと重いし、ここならかじりつきの心配もあまりないし
ていうか、純正のアレってプラスチックじゃないんですかね・・・
アルミですらない気がするんだけど。
+ネジの頭すぐに潰れるし。
ドラレコはAmazonで買った
VSYSTO P6F
コレも
半年近く塩漬けしてたり・・・
本体は熱がちょっと心配だけどタンデムシート下に。

フロントカメラは色々検討したんだけど、
スクリーン内とかだと画角が広すぎて、ココ以外じゃ駄目だった

リアカメラはフェンダー右サイドに
カメラ配線は前後ともにカウル加工と一緒に穴開けてインシュロック固定
固定具が壊れる事例があるようなので、脱落防止も兼ねています
そんでメーター

この
古臭いオレンジ色のメーターが
↓
あの
古臭いメーターはどこに行ったんだい?
まぁ、最新のに比べれば十分に古臭いんですけど。
視認性を考慮して、液晶反転はあえてやりませんでした。
PROTREKの反転とか買ってるやつはどう考えてもアホ。見えねぇだろアレ。
まぁ、視認性を言うならオレンジが圧倒的なんだけどね。

写真だと補正されてアレだけど、実物はもっと白くて、こんな輝度高くないです
そのままテスト走行
期待通り11000rpm以上も息切れせずに一気に吹け切る。
感覚的には強烈なパワーアップというよりは、
全域で扱いやすくなった明らかに制限受けていたトップエンドは開放されてレッドまで難なく回せる。
それに合わせていつの間にか速度も乗っている。
国内仕様の泣き所だった4000rpm未満の常用域が物凄く扱いやすくなり、
上も下も全体的にとにかく扱いやすくなった感触
アクセルオフ時の燃料カットを緩やかにしてもらったので、急激なエンブレも鳴りを潜め、
そのおかげで、いわゆるドンツキがかなり解消された
(サブコンなしだとツキの方は解消できないらしい)
と、テスト走行だけで大満足ではあったんだけど
やはり
数値化したいのが人情・・・というか、そのために事前のパワーチェックしたんだし。
2日後、満を持してパワーチェック
1回目 93.6ps/12240rpm 5.82kgm/8860rpm
2回目 94.4ps/12380rpm 5.85kgm/8890rpm
3回目 94.2ps/12290rpm 5.86kgm/8880rpm
(HP→ps/Nm→kgm換算済み)・・・はい?
94ps?
換算値間違えてないよね?
変な補正してないよね?→「前と同じですよ」
まさかまさかの値が出た後軸72ps/5.0kgm→
94ps/5.8kgm仮に前回値のクランク出力が78psだったとすると、
101ps出てることになるんですが・・・
(ダイナモなんて補正値次第でどうにでもなるので流石にそれはないだろうが)
イヤ、これは。
サブコン入れて現車セットしたわけでもないのに。
点火時期と燃調の再調整ってホント必要なんだね・・・
(単純にED仕様へのマップ書き換えだけだと90なんてとても出ないらしい)
MotoJPさんの他の施工例を見てもこの数字は眉唾ではないようだ
パワーカーブめっちゃ綺麗だし、
トルクカーブも(なんか10000rpm前後に小さい谷があるが)綺麗で
ノーマルのガッタガタなカーブとは大違い空燃比も見事なもの
なんで3年も塩漬けしてたかなぁさっさとやってりゃ良かった・・・
そんなわけで
セミパは大満足の結果です。

ただ、S/Oを含めるとやはり10万オーバーの施工料になるわけで・・・
ここまでやってもフルパの119ps/6.7kgmからはかなり見劣りするし、
トップエンド1,000回転以上違うし。
今は亡きとはいえ、
国内仕様はホントクソですわ。
CBR650Rがノーマルで95ps/6.5kgmですもんねぇ。
初の大型、ABS欲しい、免許取得のキャンペーンでドリームでキャッシュバックがある、
というPC40購入時の諸条件があった上で選んだんだから仕方ないんですけどね。
ホンダが600SS撤退しちゃったからしばらく買い換える気も無いし。
まだまだ乗りますよ~
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