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小鹿野二子山 

4月23日の記事

2月に木曽駒ヶ岳行って以来、雪の状態が悪すぎて山行かずに気づくと春山シーズン
雪山の状態は既にGW後~5月下旬の状態とのことで、
正直面倒くさいだけであんまり行く気になれない。
雪なくて気楽に行けてそれなりに楽しめるところ、という条件から、
久々に小鹿野の二子山へ行くことにした。

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本当はG7X MarkIIのデビュー戦になる筈だったのだが、
到着が当日にずれ込んだのでGX200の引退山行に。


最近睡眠の状態が良くなく、AM4時起きとか間違いなく寝過ごすと思われる。
そこで久々に夜間移動。もうシーズン的に車内で凍えることもないし。
ルートは夜間に山伏峠越える気にもならんので、素直に入間ICからR299で秩父入り。
途中、吾野トンネル手前でキチガイじみた運転しているVOXYに抜かせた以外は、
秩父まで前にも後ろにも車が付くこと無く、AM2:00過ぎに民宿登人裏に到着。
(芦ヶ久保の道の駅にパトカーいっぱい居て、
 バイクの連中が職質くらってたのは何だったんだろ?)

・・・問題は・・・秩父入ってから小雨が降り続いていること。
天気予報だと晴れなんだが。
ヤマテンで雲取の東側に朝方雲が出るって言ってたのはこれか。
雨音で寝づらいがシュラフに潜り込んで就寝。
もう低地じゃモンベル#3でも暑くて寝苦しいので開いて掛け布団モードで使用。

翌朝AM5:30。変わらず小雨。
太陽出たら状態変わると信じて艦これのデイリーこなしつつ待つ。
AM6:30、目論見通り、ほぼ止んだので念のため合羽着込んで出発。

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何やら発電機のような音が響いているが・・・この正体は後で判明する

今回は(と言うか今回も)民宿登人裏の登山口から股峠に登り、
東岳ピストンから西岳縦走、魚尾道峠に降りて直接R299へ降るルート。
東岳・西岳は全て破線ルート(わからんでもない)だが、難度はさほど高くない。
二子山に登りたいだけなら林道そのまま走って股峠直下まで行くこともできるが、
クライマーさん達じゃあるまいし、歩く人はこっちがオススメ。
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登山口に綺麗なバイオトイレと水場あるし。

登山口から駐車スペース奥に見えてた滝上に登り、その沢沿いに約1時間登る。

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足元にはニリンソウがたくさん
(時期が早いのか遅いのか、股峠付近は少なかった)

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沢沿いの道なので、道が流れている場所も多く、割と注意が必要。

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石灰岩の岩峰であるため、この沢も石灰石が埋め尽くしている
真っ白な部分もあってただ沢見るだけでも楽しい

で、登り始めて15分程度で合羽着たことを後悔。
読み通り雨は止んで、ただただ暑苦しいだけ。
(なんか昔来た時も同じことやったなぁ)
すぐに脱いでザックに突っ込んで再出発。

沢沿いを渡渉したり高巻いたりと分かりにくい場所もあり、
更に林業関係者の道やクライマーさんが直接ローソク岩へ向かう道もあったりで、
こんなとこでも道間違う人が多いらしい。
正解はただただ沢沿いに登るだけ。
股峠直下まで沢が全く見えなくなるほど離れることはない。
途中、出合が2ヶ所あるが、ひとつ目は向かって左の沢を、
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ふたつ目は両方の沢の中央を登るのが正解。
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ふたつ目の出合からは急登になり、手も使う場所が出てくるので手袋着用。
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現在の夏山用手袋はこいつが定番

ちなみに、この山でストック使える場所ほぼ無いので持ってこないほうが良い。
ハッキリ言って邪魔なだけの荷物になる。(初めて来たときやってしまった)
どうしても使いたい人は適材適所守りましょう。

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ワチガイソウ・・・かな?

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スミレは図鑑とか見ても種類多すぎて特定ができん。

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別れて捻れて・・・面倒くさい育ち方を・・・

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ふたつ目の出合から九十九折の急登を登り切るとローソク岩への分岐に着く。
股峠はこのすぐ上。
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まずは東岳へ。
東岳最大の難所はこの取り付き部分だと思うのだが、どうだろう?
雨が降るとヌルヌルの泥砂の斜面になり、手がかりも少ないのでホント大変。
アイゼンで地面ぶっ刺しながら登りたくなること請け合い。
ここだけはストックあると楽かも。

そんなクソ登りにくい斜面を詰めると最初の展望地に出る。

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おお!西岳が超カコイイ!真っ白だけど!!(しろめ

この先が東岳唯一の鎖場、例の場所である。

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最初に来た時は「無理!通れない!死ぬ!」と思ったものだが(通ったけど)
今見ると、何の事はない鎖場だな。

慣れない人は一気に固定足場へ足を伸ばそうとして、
手前のハングしている岩に邪魔されて苦戦してしまうのだが、
ここの正解は一旦足場より下に降りて、足場を手がかりに登るV字型のルート。
以前、クライマーさんが直接真っ直ぐ登っていった時は呆れたが。

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左は10mほど落ちているが、たいした場所じゃない

更に岩を攀じって岩峰の稜線に出る
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いやぁ~。西岳に両神に遠くは浅間・八ヶ岳までよく見えるわ~(ノД`)

後は岩を基本巻いてばかりの痩せ尾根歩き。
看板の有る広い場所が東岳山頂。
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にしても、この雲晴れないな。
東岳から見る西岳が一番カッコいいのに。

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秩父方面も真っ白。

降りも核心部は最後の泥沙の斜面でした。切れ落ちた岩場より鬱陶しい。

股峠に到着すると、同じく民宿から登ってきた数名のPTと遭遇。
とすると、東岳で聞こえていた車のドア閉める音はクライマーさんか。

先に行かれると抜くの面倒なので休憩もせずに西岳へ。
本当は上級コース登るつもりだったのだが、分岐の看板が見当たらず(撤去された?)
気づいたら一般コースに入り込んでいた。
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どうせ景色もアレだし、足元も悪いのでそのまま直行。

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これまた別種っぽいスミレ

稜線に出たところが上級コースとの合流点。
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ここから先は落ちたらほぼ100%死ねる岩峰の稜線歩き。
まぁ、侵食された石灰岩で、手がかり足がかりは腐るほどあるから、
余程の間抜けでもなければ落ちることはないと思うが。
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あと、どうせ落ちるなら北側に。まだ木に引っかかって助かる望みがある。
南側は切り立ってるので数百m落ちるだけ。

で、山頂手前で妙に黄色いものが落ちてると思ったら
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ほぼ新品のダイニーマのスリングが落ちてた。
もったいねえなぁ。

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西岳山頂
土曜のの秩父の低山だというのに、この日は股峠以外で人に出会いませんでした。

何にも見えないしとっとと進もうと思ったその時、
進行方向の雲が一気に晴れた!
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一瞬、叶山鉱山まで見通せたが、
この後は晴れたりまたガスに覆われたりの繰り返し。
時間も余裕があるのでのんびり休憩しながら先へ進む。

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龍の背の如き岩場を下ります

で、さっきからやたら犬の鳴き声がやかましい
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神流町方面から聞こえるんだが、なんだこれ。

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先述の通り、石灰岩の岩山なので、こんな感じに侵食されている。
だから足場もホールドも豊富で、初心者でも気を付けて基本を守れば
十分歩けるレベルの山なのです。

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山頂の有る岩峰を下って見返す。
こんな岩稜が延々と続きます。

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覗き込むとローソク岩が下に見えた。
クライマーの掛け声は聞こえど姿は見えず。

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神流町側から聞こえる犬の吠え方が尋常じゃない。
どうやら猟犬でシシかシカでも追い立ててるのかな?
その割りに、最後まで銃声は聞こえなかったんだが。

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西岳の下降点は西の端にあるので、途中で嫌になっても進むしか無いです。
山頂から降ったら、戻る方がしんどいんじゃないかな?

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こんな感じだけど難易度は低いです。
よーっく見ると巻道も複数あるので岩の上ばっか歩くわけでもないです。

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降り立つ魚尾道峠がようやく見えた。

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来た道を振り返って。
ゴジラの背か尾かってな感じの道。

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岩の間に咲くスミレ(もう調べるのは諦めた)

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なにもこんな岩の間から生えんでも

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さて、足の短い人にとっての難所到着。
ここだけ、どうやっても、どのルートでも足が届かない。
降りる先が微妙に広いので、軽く飛び降りざるをえないんだけど・・・
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なんかルートあんのかな?毎度ここだけ悩まされる。

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樹木は本持ってないので分からんのです
コレなんなんだろ?

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神流町の集落を見下ろす。
犬は静かになっちゃった。
それにしても外界はやたら晴れてるな・・・

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西岳西端到着
こっからの下降が地味に・・・

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下降点という名の崖。
鎖はあるけどね。
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ぶっちゃけ、使えないのよこの鎖。
無くても降りれるけど、これに頼って降りると宙ぶらりんにならねえか?

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降りる途中、西岳南面の絶壁を。
こんなとこも登るんかなぁ?

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下降完了。後はふつーの山道です。

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岩峰の基部を進みます。

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魚尾道峠から坂本集落を。
山桜やアカヤシオがそこかしこに。

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魚尾道峠周辺は伐採されてイメージ変わって久しい。
ローソク岩へのルート、ゴッソリ変わってるような気がするんだけど、
なにぶん昔の話だから気のせいかなぁ?

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魚尾道峠で大休止。
湯を沸かすのが面倒だったのでココア抜きです。
やっぱ湯は水筒で持ってこないとダメだな。

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木々の間から叶山鉱山。
石灰岩採るために山1つ削り取っちゃった鉱山。
その是非は別として、この鉱山の石灰運搬方法が頭おかしい。、
ここから秩父まで22km強を山を貫くコンベアで運搬しているマジキチ鉱山。

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両神山も雲の中。
この日は、秩父周辺の山、1,000m程度から上がどこもかしこもこんな感じ。
帰りに見た武甲山も似たような感じだった。

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アカヤシオ

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ここが坂本と志賀坂の分岐なのかな?
坂本へは鹿よけの網をくぐります。
志賀坂への道は酷い藪道らしい。

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この辺りから二子山の全景が見えるのだが・・・
雲の動きが激しいのでしばらく待ってみることに。

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そんなに待たずに晴れてくれた!

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西岳全景

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東岳

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西岳主峰

満足したので帰ります。

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アカヤシオ

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安曇幹線の送電鉄塔。
梓川・高瀬川系の水力発電電力を、遥か長野県塩尻付近の新信濃変電所から、
ここ小鹿野にある新秩父開閉所を経由して首都圏に送るための50万Vの大動脈。
特徴的な烏帽子形鉄塔。

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鉄塔とくればこれをやらざるを得ない。

て、言うか、やたらとコロナ放電してるみたいな音が・・・
朝、駐車スペースからしばらく先まで聞こえていた重低音もこれか。

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頭上から白いのが落ちてくると思えば背の高い山桜。
ここから杉林に入るので、国道までダッシュで降りました、

国道合流点から民宿登人までは数分の位置。

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登山口のトイレより少し下にこの水場が有る。
ただの沢水かもしれんが、水量があって頭洗うにはありがたい。

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登山口にある民宿登人。
この辺りは紫陽花の季節が綺麗なのです。
R299はバイクだらけだったが、最近は自転車ばっかだな。
・・・少し前のバイクブームの時の連中が、
そのまま自転車に乗り換えてるだけじゃあるまいか。

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そんなわけでゴール。

で、時期的に羊山公園が確実に渋滞している。

1.諦めてそのまま吶喊
2.皆野寄居BP経由で関越道に迂回する
3.両神から三峰側へ抜け、雁坂越えて山梨から中央道に迂回する
4.長瀞から林道ぶち抜いて芦ヶ久保に抜ける

迷いながらも、すっかり晴れた気持ちの良いR299走ってると、
別に行けるんじゃね?って気になってしまい、1.そのまま吶喊を選択

で、秩父神社のとこの踏切まではスムーズだったのだが、
そこからぴくりとも動かなくなった。

信号のパターンが原因で、こちらからの直進が一番割を食う状態。
これが羊山公園抜けるまで延々と続き、
抜けたと思ったらすんごい遅い車が道を塞ぎ、

ようやく辿り着いた芦ヶ久保でみそポテト買って再出発すると、
今度は山伏峠への道でまたクッソ遅い車が・・・


・・・これだから休日は・・・


やっぱ俺、平日休みのほうが嬉しいわ。


まぁ、9月まではこの生活が続くんだけど。
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